マンガ

この世界の片隅に|感想 ネタバレあり

私はノンフィクション、ドキュメンタリーものが好きで、太平洋戦争にも関心があります。

この作品は原作の漫画、アニメ映画、実写ドラマがあります。

前からずっと気になっていたのを、最近テレビで映画をやっていたのを見る事ができました。

ネピ

号泣!!

ここから先はネタバレ注意です。

泣ける、泣けると評判だったので泣くつもりで見てたけど、最初の方はむしろホッコリしたり、あれ?って感じでした。

でも、主人公すずさんの義理の姪っ子ちゃん(はるみさん)が不発弾で亡くなっちゃうところで(漫画では時限爆弾)

ネピ

えっ!!

リアルに声が出て息が詰まりました。無情すぎる。。

でもそれが戦争だし。。。

お義姉さんが「あんたがついて居りながら…」「人殺し!はるみを返せ!」と責めるのも、自分も右腕をなくしたけど「ごめんなさい」しか言えないすずさんも、切なすぎて泣ける。

どっちも悪くない…

終戦の玉音放送を聞いた時、すずさんが「いまここへまだ5人も居るのに!まだ左手も両足も残っとるのに!!」と言って、

「最後のひとりまで戦うんじゃなかったんかね?うちはこんなん納得できん!」と怒った。

勝つためと思って我慢してきたのに、今までの努力は何だったんだとやるせない気持ちになっての言葉。

無情すぎる(T ^ T)

一緒に放送を聞いてたお義姉さんは、涼しい顔してラジオを片付けてたけど裏戸で「はるみぃ…!はるみぃ…!!」と泣いていて、私まで号泣。

ネピ

もう、おえつ(T ^ T)

私はすぐ感情移入するタイプだから。

ましてや今妊活真っ只中だし、なんなら姪っ子もいるし。

こんな辛い事もあるけど、それでも生きていかなくちゃいけない。

すずさんの言葉「うちは強うなりたい。優しうなりたいよ。この町の人みたいに。」

(空襲の音が響いて)「ああうるさいねぇ」「そんとな暴力に屈するもんかね」と前を向く。

もともと穏やかで明るいすずさん達家族、町の人々が助け合いながら生活していく様を見て、

ネピ

私も辛いけど、戦時下の人達はもっと辛くても頑張って生きてたんだから私も頑張ろう…!

と思いました。

見終わった後もしばらく余韻に浸りながら、感想をひたすらネットで共有して、ちょっと頭の中では広島弁にかぶれてました(笑)

すずさん役の、のん(能年玲奈)さんの演技も大変素晴らしかったです!!

アニメ映画を見て、すぐに原作漫画も購入しました。

AmazonのKindle 電子書籍でまとめ買いしたら、全三冊だけど一冊分くらいお得になってめっちゃ嬉しい♪

漫画だと映画では出しきれていないエピソードもあり、より深くこの作品が理解できたので両方見て良かったです。

松坂桃李くんと松本穂香さんの実写ドラマも話題になってたし、普段ドラマはなかなか見ない私もですがまたレンタルしてでも見たいです!

お義姉さん役が尾野真千子さんという事で。尾野さんの演技大好きだし、かなり期待です(^^)

ネピ

結論、私も頑張ろう、と思える作品でした。

戦争のグロい表現もそこまでないので、前向きになりたいような人にもおすすめの作品です♪

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nepi
nepi
フルタイム勤務で2019年から妊活を開始しているアラサーです。 妊活や流産、趣味である漫画と節約の事などを書いていきます。